Tidus & Yuna
「幸せに、なろう。」
花びらを重ねたようなウェディングドレスが、ほんとよく似合ってる。
柔らかな風の中、ピンクの花束を胸に見上げる姿は例えようもなく綺麗で…。
変な話、夢でも見てるような気分だった。
ドレスの裾を踏まないように近付いて、そっと背中に手をまわす。
微笑むユウナを花束ごと両手に収め、誓いをキスに乗せて捧げる。
触れ合う唇から、溢れる想いが広がってスピラの空に溶けていく。
あ、やばいッス。うれし涙って本当に出るもんなんだ。
ここで泣いたりしたら、最高にかっこ悪い。
Gippal & Rikku
「とびっきりの気持ちと一緒に。」
軽い質感のファーをあしらった赤いドレスは確かによく似合ってる上、華やかなパーティーメイクも手伝ってこいつを普段よりずっと大人びた印象に見せていた。
誘導尋問にまんまと引っかかったフリをして、俺は偽らざる気持ちのままに正直な感想を口にした。
「ああ、綺麗だぜ。」
一瞬頬を赤くした後で、
「でっしょう〜?へへへ。」
と、得意そうに笑うところがこいつらしい。笑うだけじゃ飽き足らず、ピョンピョン跳ね回ってるしな。
こーいうところがいつまでも子どもっぽい理由なんじゃねえかとも思うんだが、言うとまた膨れるのでやめとこう。
開けっぴろげで明るいとこが、まあ……その、正直、気に入ってたりもするしな。
Shuyin & Lenne
「君だけに捧げたい。」
星をたたえた鳶色の瞳が、囁く。
「君がいるから、私は歌えるんだよ。」
手にしたバラよりも赤く艶やかな唇が、口付ける。
「これは私達二人のものだね。」
「最高の栄誉だ。」
接吻に込められたレンの想いは、甘い旋律のように青年の心に響いた。
感謝と信頼と、そして愛を花束にして。
心から君に捧げよう。
頂いたのが去年の年末でした。のに飾るのがこんなに遅く(痛)
クリスマス当日、何と粉さんKARUさん神崎さんから同時に頂くという超サプライズでございました。
期日指定郵便で。
3枚並べると、おたんじょうびおめでとうございますの文字が繋がるのです!
祝ってもらえて感涙です。憎いぜぎにゃあメンバー!(グッ!)
ここのデジカメ画像は、どれみの手元に3枚揃って存在しているという証拠写真以上のものではありません(笑)
共同100題の81番にて、それぞれの素敵絵が公開されていますので、あわせてどうぞ。